2024年12月、サボテンが有名な「サワロ国立公園」に行ってきました!
- とにかく一面巨大なサボテン!
- 西部劇でもおなじみのサワロ・サボテン
この記事ではそんなサワロ国立公園の見どころを実際の体験談を交えてお伝えしてきたいと思います!
サワロ国立公園とは
サワロ国立公園はアリゾナ州にある、巨大なサボテン「サワロ・カクタス」が群生することで有名な国立公園です。
アメリカ南西部ならではの乾いた大地と広大な空が広がり、「西部劇の世界に入り込んだような景色」を楽しむことができます。
アクセス
サワロ国立公園はアリゾナ州ツーソン近郊に位置しており、主に下記の空港からアクセスできます。
②ツーソン国際空港(TUS):約30分(15~40km)
今回は、フェニックス国際空港からレンタカーで訪れました。
所要日数
1日あれば片方の地区をしっかり楽しむことができます。
もし時間に余裕があれば、2日使って東西両方のエリアを巡るのもおすすめです。
今回は、ウエスト側(ツーソンマウンテン地区)を中心に、1.5日滞在してサボテンの世界を堪能しました。
一緒に行くなら?
サワロ国立公園と一緒に回りたい観光地(車での所要時間)を紹介します。
・セドナ(約3時間30分):赤い岩に囲まれたスピリチュアルの聖地。
今回は、週末旅行だったので、サワロ国立公園のみ訪れました。
ベストシーズン
冬〜春(11月〜4月)がベストシーズンとされています。夏は40℃を超える日もあるため、避けた方が無難です。
実際に訪問したのは12月中旬で、日中は20℃前後と快適。日差しは強めですが、乾燥していて非常に過ごしやすかったです。
入園料
サワロ国立公園の入園料は車1台につき$25です(2025年時点)。
1年間で3か所以上の国立公園を訪れる予定の方にはおすすめです!
見どころ
サワロ国立公園の見どころを紹介します。サワロ国立公園は、ツーソンという都市を挟んでイースト(リンコンマウンテン地区)、ウエスト(ツーソンマウンテン地区)に分かれているのが特徴です。
②サワロイースト:広大で山岳的な地形が特徴で、標高によって様々な植生や生態系が見られる。比較的静かで落ち着いた雰囲気。
詳しい地図は国立公園公式HPからどうぞ!
サワロウエスト
Red Hills Visitor Center
ウエストエリアにあるこのビジターセンター内は展示品やサボテンの解説など、充実していました。
ビジターセンターの裏手は、ベランダのように出られるようになっており、サボテンが点々と生えている光景が広がっています。
Signal Hill Picnic Area(シグナル・ヒル・ピクニックエリア)
まずはレンジャーおすすめのサボテンを見るスポットにやってきました。
石造りのピクニックシェルターとテーブル、ベンチ、そして小窓から見えるサワロサボテンの広がる風景、そして背後の風景に広がるサワロの森と山並みが特徴です。
こちらは山をズームした写真ですが、よく見るとそこら中からニョキニョキ、サボテンが生えています。
Wasson Peakトレイル
Sendero Esperanzaからサワロ国立公園の中でも最も標高の高い山約 1,429 mの頂上、Wasson Peakまで合計10kmほどの長いトレイルです。
トレイルヘッドには、靴についた土を落とすようのブラシがありました。
トレイルを早速歩いていきます!道は平たんで乾いていて、歩きやすかったです。
こんな感じで左右にはサボテンがいたるところに生えている道を歩いていきます。
サボテンがどれくらい大きいかといいますと、約100年かけて4-5mに、大きいものだと10m以上になるそうです。
こちらはウチワサボテン。足元に生えているのでうっかりしていると刺さりそうです。
1時間ほど歩くと、登りの道になってきました。振り返ってみるとこの景色!遠くまでサボテンが広がっていてびっくりです。
途中は少し狭い道もありましたが、特に問題なく歩くことができました。この道沿いを丘まで登り切ったら頂上です。
頂上の景色はこちら!意外と山が連なっているんだなというのがわかります。
だんだん日が傾いてきました。いばらのようなサボテン、Buckhorn Cholla(バックホーン・チョヤ)。赤紫がかっていて不気味です。
サボテンにもいろいろ種類があるんですね。こちらはとげが黄色いジャンピング・チョヤ(Jumping Cholla)。
帰るころにはすっかり綺麗な夕暮れになっていました。国立公園に来ると、晴れている日には真っ赤に空が染まって本当にきれいです。
夕方になると、動物も活動し始めます。アウウウ〜という声が聞こえてきました。オオカミかなと思って聞いていましたが、動物自体は茂みの中にいたようで、見つけられませんでした。オオカミだったら怖いですね、、
ウサギが飛び出してくるのが見えました。
サワロイースト
入り口の看板。
Rincon Visitor Center
イーストにも入り口付近に、広めのビジターセンターがあります。
前日にオオカミかと思った鳴き声を録音していたのですが、次の日、ビジターセンターでレンジャーに聞くと、コヨーテだと一発で分かって教えてくれました。
Cactus Forest Drive
ビジターセンターを出てすぐ、景色が良いシーニックドライブルート(1周10km程度)があります。普通車OKです。
道路わきに駐車スペースがあり、気になるポイントがあれば立ち止まって見たり、短めのトレイルを歩いたりすることができます。
昨日の夕焼けとは違って、朝のすがすがしい空気の中自然を満喫できました。
顔にしか見えないサワロ。。!
その他の見どころ
・ソノラ砂漠博物館:砂漠の植生と動物を観察できる。
実際の工程表はこちら!
今回はニューヨークからの週末旅行で訪れました。実際の滞在時間は1日半で、長めのトレイルを歩いたこともあり、大満足でした。
NYC⇔PHXの直行便があったので、2日目も割と時間がありました。
レストラン
サワロ国立公園に近いツーソンにはという町にはたくさんレストランがあります。
Charro Steak
ツーソンにあるステーキレストラン。カジュアルな雰囲気で地元の人でにぎわっていました。
カルネアサダというマリネして焼いたステーキがとても美味しかったです!
ホテル
1日目はフェニックス空港の近く、2日目はツーソンに宿泊しました。
Tempe Mission Palms, a Destination by Hyatt Hotel
建物は少々年季が入っていましたが部屋は広々、快適でした。
SpringHill Suites Tucson at The Bridges
こちらはマリオット系。バスルームが広々綺麗で快適でした。
ツーソンの町にはサボテンのモチーフがたくさんありました。
感想
西部劇そのままのサボテンを堪能し、からっと晴れた天気に恵まれた楽しい旅でした!なかなかユニークな国立公園なので機会があればぜひ訪れてみてください!