【アメリカ都市観光】冬のボストン旅行1日目

2024年12月、ニューヨークからの週末旅行で、ボストンに行ってきました!

ボストンといえば、ボストン茶会事件、美術館、MITなどなど、、色々思いつくので、アメリカの中でも割となじみがある場所ですよね。

ニューヨークからボストンへ!

ボストンはマサチューセッツ州、東海岸に位置しているのでニューヨークから行きやすく、飛行機でも鉄道(アムトラック)でも車でも行けます。

Googlemapより

今回は、週末旅行ということで飛行機に1時間15分乗り、さくっと行ってきました。ちなみに、アムトラックは3.5時間~4.5時間程度、車は渋滞があると6時間程度かかります。アムトラックは以前ワシントンに行ったときにかなり遅れたので、時間に余裕のない方は飛行機がおすすめです!

今回は都市観光ということでレンタカーではないので、市内にでるのにバスを使いました。

空港からSL1(Silver Line 1)というバスで簡単にアクセスできます。こちらは空港からSouth Stationまで無料で、20分程度で到着します。

South Stationは朝だったからか人が少なく、日本の地下鉄のような雰囲気でした。ニューヨークよりずっときれいです。

駅を出るといきなり高層ビル、都会です。でもニューヨークと比べてビルが高すぎず、密集していないので広々と感じます。

ボストン茶会事件

まず始めに向かったのは、ボストン茶会事件の船と博物館です。アメリカ独立戦争のきっかけとなった「ボストン茶会事件」を体験的に学べるユニークな博物館です。1773年、イギリスの「茶税」に反対したアメリカ植民地の市民たちが、ボストン港に停泊していたイギリス東インド会社の船に乗り込み、積み荷の紅茶342箱を海に投げ捨てた事件です。

駅を出てすぐの桟橋を渡ると、赤茶色の建物とその横の黄色い船が見えてきました。

赤茶色の建物が、博物館の入り口です。入場料を支払って中に入ります。

最初は我々しかいなかったので、部屋はがらーんとしていました。しばらくすると、私達以外の観光客も中に入ってきました。全部で15人くらいでしょうか。

すると、18世紀の当時の恰好をしたガイドさんが一人一人に紙を配っていきます。一人一人違う紙が配られるようで、なんと、私はこの人の役だから合図があったらセリフを読んでねと言われました!ちゃんと言えるか心配。。

そろったところで、ボストン茶会事件のストーリーに沿った、18世紀の商人の帽子をかぶったガイドさんによる演劇が始まります。

この部屋では、イギリスからの税金が高すぎる!とアメリカの市民たちが抗議する集会が行われていたようです。私を含めセリフのある紙を渡された人が発言したり、みんなで合いの手を入れたりと参加することで、盛り上がってきました!

お話がすすみ、いよいよ再現された当時の船に乗り込みます。船は小さいながらなかなかしっかりした造り。

こちらの船には紅茶の箱に見立てた箱を船から投げ捨てることができます!笑

まあまあの大きさの箱。投げたらひもで回収しないといけないのですが、みなさん投げていましたよ!

再び博物館の中に戻り、当時の本物の木箱のレプリカや、当時の重要人物の肖像画を見学します。なんとこの肖像画がしゃべりながらストーリーが進むので面白かったです。

最後にショートムービーを見て、終了。茶会のことを詳しく学べたのと、体験型だったので満足度が高かったです。

最後のギフトショップにて。紅茶はもちろん、すごい数の名前入りマグカップが売られていました!

ボストンの街歩き

さて、今度は海岸沿いを歩いてお昼ご飯のレストランへ向かいます。ニューヨークにあるような二階建ての観光バスがあったり、観光地としてかなり栄えています。

お昼の場所は、The Daily Catchというレストランで食べました。ヨーロッパのような雰囲気のある外観。

イカを揚げたカラマリと、イカ墨パスタを頼みました。魚介の味が濃厚でとっても美味しかったです。

なぜかフライパンのまま豪快に出てきたパスタ!

その後は街をぶらぶら歩きました。町の雰囲気はヨーロッパのようで、教会や銅像をあちこちで見かけました。

こちらはファニュエル・ホールという歴史のある集会所。現在も使われているようです。

中には、意外にも国立公園を管轄しているNPS(National Park Service)の案内所が。

国立公園のビジターセンターには必ずある、ナショナルパークパスポートに押せるスタンプもありました!(集めているので早速押しました)

建物の裏側は、Quincy Marketというとても大きな市場がありました。クリスマスの時期だったのでとても大きなツリーもあり、にぎわっていました!

中はこんな感じで大賑わい。ほとんど食べ物のお店だったので買いませんでしたが、クリスマスをテーマにした装飾で歩いていて楽しかったです。

先ほどのホールにて解説があったフリーダムトレイルは、アメリカ独立の歴史を辿ることができるボストン市内の約4kmの観光ルート。

ということで、せっかくなので暗くなるまで歩いてみることに。赤いレンガのラインやペイントされた線が歩道に続いており、それをたどるだけなので分かりやすい!

横断歩道の中までレンガの道しるべは続いていきます

いくつかの教会を回り、

最後は立派な市庁舎を見てボストンコモンという大きな公園にたどり着きました。アメリカは冬になると日が暮れるのがあっという間。夏は21時まで明るかったのに、12月は16:30ですっかり暗くなりました。

公園ではスケートリンクがあり、とてもとても混んでいました。真ん中でくるくる余裕で回っている人など、あんまり他人を気にせず滑っている人が多くてアメリカらしいなと、、

歩き回っておなかもすいたので、近くのシーフードレストラン「Legal Seafood」へ。立派なオイスターで1日目を締めくくりました!!

感想

ボストン茶会事件博物館は結構充実した内容で楽しかったのでおすすめです!2日目はMITやボストン美術館に行きました。続きは次回をお楽しみに!